間違えた時にすぐ引き返せるか

間違いを認めて、それを改善するか。
曖昧にしてそれを続けるか。

間違いは、本当にたくさんある。
人の差は、間違った後のその後の処理の仕方に現れる。

結局気に入らなかったもの、自分にあっていなかったものを、曖昧にしてそのまま所有しない。
物も、考え方も。
決断して、手放す覚悟が必要。
手放すのは苦しいけど、そのままの方がもっと嫌。

できる人とできない人の差はここにある。

原則はもっと慎重に行動するべきなのだけれど、やってみなければわからない事は多い。
慎重な行動よりも、むしろ行動してしまう事の方が何倍も大切。

むしろもっとたくさん失敗して、その後の処理方法を学ぶべきなんだ。
現実の修正能力、方法を学んで身につけるべき。

失敗してそこで終わりじゃない。
ほとんどの人がそこで終わってしまう。
実際の人生で、自分の思う通りに生きたいのであれば、失敗してからが本番。
その処理の力の差が、明暗を分ける重要な要素。

Photo by Steve Johnson on Unsplash

人生は油絵なのかもしれない。
まっさらなキャンバスに、まず自分の思う色で描いていく。
描いてみて、自分が思ったのと違う色だったら、その上からまた描き直す。
人生の中では時間の限り、何回でも書き直せるはず。

昔に、周りの環境や人々に落書きばかりされた、自分のキャンバスを自分自身だと思い込まなくていい。
ぐちゃぐちゃであれば、まず、白で塗り直してリセットして、まっさらなキャンバスにする事。

人間は育つ環境でカラーはカラーが決まってしまう。
同じ環境で育てば、だいたいみんな同じ色になる。
オレンジ色の世界に触れていれば、自分もオレンジ色になってしまう。
よくも悪くも。
その色が気に入らなくても、自分のせいではない。

だから、人が生きていく上で何より大切で、必ず自分の手で行わなければならない事。
自分の中のキャンバスを真っ白にする。
色々なもの、こだわり、偏見、決めつけ、教育、倫理、後付けで描き込まれたもの、全て捨ててしまう。

実際は完全に真っ白にするのは難しい。
記憶を消去することなんてできない。

自分の考え方を修正していくために、ぐちゃぐちゃなキャンバスの上から、シンプルな色で自分の色で塗り尽くしていく。
ハッピーで生きるためには、何色も要らないはず。

自分の好きな3色ぐらい選んで、それで塗り潰そう。

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