間違いを認めて、それを改善するか。
曖昧にしてそれを続けるか。
間違いは、本当にたくさんある。
人の差は、間違った後のその後の処理の仕方に現れる。
結局気に入らなかったもの、自分にあっていなかったものを、曖昧にしてそのまま所有しない。
物も、考え方も。
決断して、手放す覚悟が必要。
手放すのは苦しいけど、そのままの方がもっと嫌。
できる人とできない人の差はここにある。
原則はもっと慎重に行動するべきなのだけれど、やってみなければわからない事は多い。
慎重な行動よりも、むしろ行動してしまう事の方が何倍も大切。
むしろもっとたくさん失敗して、その後の処理方法を学ぶべきなんだ。
現実の修正能力、方法を学んで身につけるべき。
失敗してそこで終わりじゃない。
ほとんどの人がそこで終わってしまう。
実際の人生で、自分の思う通りに生きたいのであれば、失敗してからが本番。
その処理の力の差が、明暗を分ける重要な要素。
人生は油絵なのかもしれない。
まっさらなキャンバスに、まず自分の思う色で描いていく。
描いてみて、自分が思ったのと違う色だったら、その上からまた描き直す。
人生の中では時間の限り、何回でも書き直せるはず。
昔に、周りの環境や人々に落書きばかりされた、自分のキャンバスを自分自身だと思い込まなくていい。
ぐちゃぐちゃであれば、まず、白で塗り直してリセットして、まっさらなキャンバスにする事。
人間は育つ環境でカラーはカラーが決まってしまう。
同じ環境で育てば、だいたいみんな同じ色になる。
オレンジ色の世界に触れていれば、自分もオレンジ色になってしまう。
よくも悪くも。
その色が気に入らなくても、自分のせいではない。
だから、人が生きていく上で何より大切で、必ず自分の手で行わなければならない事。
自分の中のキャンバスを真っ白にする。
色々なもの、こだわり、偏見、決めつけ、教育、倫理、後付けで描き込まれたもの、全て捨ててしまう。
実際は完全に真っ白にするのは難しい。
記憶を消去することなんてできない。
自分の考え方を修正していくために、ぐちゃぐちゃなキャンバスの上から、シンプルな色で自分の色で塗り尽くしていく。
ハッピーで生きるためには、何色も要らないはず。
自分の好きな3色ぐらい選んで、それで塗り潰そう。
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